ベイビーモーション

NOVARTIS

生後6~8か月

体幹(腹筋や背筋、骨)が
しっかりしてきて
座れるようになる時期

生後6~8か月で最も目立つ運動の発達は、
体幹がしっかりしてくることです。
生後3~5か月のときには
やっとできていたことが、
いつの間にか普通にできるようになります。

寝返りが
上手にできる

寝返りができた当初は、ママからは「よいしょ」といった印象を受けるくらい、ぎこちない動きに見えます。
しかし、この時期になると寝返りを連続してするようになり、さらには寝返りをして目標物(例:おもちゃ)の近くまで動くこともできるようになります。
もし、7か月目以降も寝返りしないようでしたら、発達について医療機関に相談してみましょう。

ひとりでお座りして、
おもちゃをつかんで遊ぶことも

足を投げ出した状態で、ひとりでお座りができるようになります。これも、腹筋や背筋などが強くなった証拠です。
「ひとりでお座り」は、だいたい生後7か月でできるようになります。もし、8か月目以降までひとりで座れないときは、何らかの異常を疑ってみてください。
この頃の赤ちゃんは、親指・人差し指・中指が自由に使い始めます。手指も脳からの指令を聞けるように発達しているのです。
おもちゃに手を伸ばしてつかむ、という動きは、生後1~2か月頃にあらわれる手掌把握反射(生後1~2か月参照)ではなく、自らの意思でおもちゃをつかむようになります。

もののつかみ方の発達

  • 生後6~7か月頃※1

    手のひらの中心につかむものを入れて
    5本の指でつかむ

  • 生後8か月以降※1

    手のひらを使わなくても、
    親指・人差し指・中指でものをつかむ

※1 盛岡周:発達を学ぶ 人間発達学レクチャー, 協同医書出版社, 付録, 2015

ハイハイ、つかまり
立ち・つたい歩きが
見られることも

ハイハイ、つかまり立ち・
つたい歩きが見られることも

ママにとって、赤ちゃんが「発達した」と感じられるのは、ハイハイやつかまり立ち・つたい歩きではないでしょうか。体幹とともに四肢の力も強くなっていますので、早ければこの頃から始めます。

赤ちゃんの運動発達を記録しよう 赤ちゃんの運動発達を記録しよう

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赤ちゃんの運動発達で気になることがあったら

赤ちゃんの運動発達で
気になることがあったら

からだを動かすとき、筋肉の動きは
運動神経によって調節されています。
この運動神経が変化または消失していくことで、
筋肉の力が弱まり、
運動機能が障害される「脊髄性筋萎縮症(SMA)」
という病気があります。

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